オシロスコープとマルチメータが1台になった
スコープマルチメータ OS-81Bを台湾出張に行ったときに光華商場で買いました。日本ではこの機種のレポートが無いようなので書いておきます。
個人用オシロスコープは、就職してすぐに日本橋のニノミヤ無線で買いました。電子工作に使いたかったので買ったのですが、仕事でオシロを使うようになると家に帰ってまでする気が無くなり、使わなくなって売ってしまいました。時々使いたくなることがあり、安くて簡易な物があればいいなと思っていました。
Spec
8MHz 1ch
モノクロ表示、バックライト付き
開封の儀
キャリーバッグが同梱されています。単3電池4本か付属のACアダプタで動作します。
背面にはキックスタンドが装備されています。力を入れると割れてしまうかもしれません。
ACアダプタの先頭が長くなっていて特殊です。普通のアダプタは接続できません。
ゴムカバーを外してACアダプタを接続します。
プローブは結構立派でキャップが付いています。
USBでデータが取れることがポイントです。本体とUSBアダプタは赤外線通信しているようです。
動作させたところ。キックスタンドがあるので、画面が見易くなります。オートレンジであまり調整しなくても波形が出て電圧測定できます。説明書とCDがあり、USBでデータを取り込むには付属CDをインストールします。
インストールして起動したデフォールト画面。
先ほど測定した画面を取り込んだもの。データをExcel形式で出すこともできます。
115.2k bpsのUART波形ですが、結構なまってますね。
オシロ機能はトリガ切り替え、タイムレンジ切り替え、波形上下など思ったよりちゃんとしていて結構使えます。切り替えはボタンで操作します。ちょっと使いたい時には便利と思いました。
OS-81Bは8MHzで6000NTDですが、20MHzのものも8000NTDでありました。20MHzのは在庫が無かったのと、機能的に使えるか不安だったので安い方にしました。そちらはカラー表示で見易かったです。