■購入したもの
・Raspberry Pi3 Model B
・
cocopar™ raspberry pi用3.5インチタッチパネル ディスプレイケース付き
・Sun Disk 16G micro SD
■用意したもの
・Wireless LAN環境
・Windows PC
Raspberry Pi 3 でRaspberryPI用タッチ液晶(LCD)を使う
に記事があります。私の場合OSをSDカードに書いて起動するだけであっさり画が出ました。
記事の場合
cocopar Raspberry pi 2B/3B用 3.5インチ タッチスクリーン TFTモニタLCDだと思いますが、ケース付きで200円くらいしか差がないのでケースを用意してなかったのでケース付きにしました。注文の翌日に物が届きました。
結論から言うと、外部ディスプレイ無しで使えるのでもっと早く買っておけば良かったと思いました。
おすすめできます。
記事中で買ったケースはレビューを見るといくつか欠点があるようです。私が買ったケースも組み立てが難しいのといくつか欠点があります。壊れやすいというレビューが有ったので注意して扱ったので割れたりはしませんでした。
・全体が囲まれるので放熱が心配
・Raspberry Pi3はSDカードがプッシュ式でないので取り出しが不便。指では取り出せない。
■設定手順
・
英文の説明書、インストールファイルをダウンロードする。
3.5inch RPi LCD.7z というファイルだった。
・7zがなかったのでインストールして展開した。
・documentのWriting the Img to the SD cardに従ってインストール
imageが7G有ったので16GのSDカードを使った。
More detailsは中国語のページ。
(1)16GのSDをSDFormatterで初期化
(2)Win32DiskImagerでイメージを書込む
・SDカードを挿入して起動すると画面が出ました。
・付属のペンを使ってWiFiを設定 (HDMIディスプレイやキーボードは不要)
SSIDを選んでパスコードをソフトキーボードで入力した。
LAN設定はBluetoothのアイコンの右、ソフトキーボードはBluetoothの右
・WiFi設定後、PCからTeratermで接続しDebianパッケージの更新、タイムゾーンの設定
・sudo apt-get update
画面が320*480と狭くraspconfigが表示できず、カーソルキーもないのでTeratermで設定。
sudo raspi-config の設定は以下の3つ
(1)Expand Filesystem
(2)Internationalization Options -> Change Timezone -> Asia/Tokyo
(3)Internationalization Options -> Change Wi-Fi Contry to JP
・sudo apt-get updateで更新した後Reboot。updateで特に不具合は無かった。
・RDPが使えなかったのでTeratermでRDPの設定
・sudo apt-get install xrdp
RDPでの接続は問題なし。
Node-RED,Phyton,Scratchがある。
Officeも一通りある。
・LCD表示は一定時間たつと消える設定になっている。(バックライトは消えない)
スクリーンセーバーの停止
ターミナル接続し(LXTerminsl を起動して)/etc/lightdm/lightdm.confを編集。
sudo su
nano /etc/lightdm/lightdm.conf
次の行を探し、編集します。
[SeatDefaults]
#xserver-command=X
次の様に変更します。
[SeatDefaults]
xserver-command=X -s 0 -dpms
保存終了し再起動する。
解除方法は試していません。
タッチパネルはキャリブレーション無しで大丈夫でした。
「タッチパネルですが、(Q&Aにもありますが念のため。)
sudo apt-get update しても大丈夫ですが、
sudo apt-get upgrade すると使えなくなってしまいます。
SSHする人は気を付けてください。」
とのこと。sudo apt-get updateをした後の確認です。
pi@raspberrypi:~ $ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description: Raspbian GNU/Linux 8.0 (jessie)
Release: 8.0
Codename: jessie
■ケースの組み立て方
レビューにはケースや爪が割れやすいと有ったので慎重に作業しました。
組立の順番は分かり難いです。外箱にcooperの記載はありませんでした。
レビューの「ケースを組み立てる途中で液晶を取り付けたRasPiを挿入してから後ろのパネルを取り付けるとうまくはまります。」というのが組み立てて初めてわかりました。液晶のサイズにピタリとはまりました。
・上蓋はLCDディスプレイがあると付けられない
(1)ケースの上蓋パネルとSDカード側のパネル以外を組立てる
アクリルパネルはビニールシートで覆われているのが外側になるようにする
上蓋パネルの取り付け穴がSDカード側にくるようにする
(2)Raspberry Pi3にLCDディスプレイをコネクタをさして取り付ける
(3)組立てたケースにRasPi3を嵌め込む
(4)SDカード側パネルの固定された爪をはめる。赤枠部分
(5)SDカード側パネルの曲がる爪を→方向にはめる。赤丸部分。
取り外し時は裏から曲がる爪を押しながら外す。
■ケースの欠点
・放熱は悪そう。
・SDカードの取り出しが手ではできず、何かの工具が必要。プッシュ型なら問題なかったですが。
・マイクロUSBケーブルの種類によってはケースの厚みでぶつかって刺さらない。
・ピンヘッダに触れなくなる。
・RasPi LEDが透けては見えるが何のLEDかの表示があると良かった。
sudo apt-get upgrade
をするとLCD表示が出なくなりました。