厦門からの出張者 Wrap Up会議

当初予定では午前中にWrapUp会議をやって午後は送るつもりでした。

朝、プロジェクトリーダーに概要を報告すると、相手の上層部と合意した内容と違うということで、とっちめてやる、今回の出張者の担当外も含まれているとは言え、会社を代表して来ているのだから、解決するまで返さない!と意気込んでいます。今回は通訳を頼んでいません。言いたいことを言うのなら、プロジェクトリーダーが通訳を頼んでいるのかなとも思いましたが、そうでもないよう。いやな予感が・・・。

会議には果然通訳は来ませんでした。出張者が最初に使ったパワーポイントを使って、今回の出張計画とその結果がどうだったを英語で説明してもらいました。この人の英語は分かりやすくて、聞きやすいです。日本人の下手な英語にも慣れています。声も大きくはっきりしています。初日も英語で良かったじゃんと思いました。

電話会議で問題になったところになると、プロジェクトリーダーが最初は穏やかに話していたので、その意味が通じるように中訳して伝えます。
同時通訳なら元の意味のまま変換規則に従って機械的に中国語に変換してしまうのですが、私の場合はそこまで文法や語彙が追いつかないので、元の意味が伝わるように自分のできる言い方で言い直すしかありません。状況を把握できているところは訳せますが、元の意味がわからないところはお手上げです。私と出張者は似た分野なので範囲外のところに関しては相手も私が言いたいことが想像で補うことができないのだと思います。そういう部分では、元の話者が総合的な言い方にしてくれました。
同時通訳者がサポート範囲外の言葉が入っていた場合どうやっていたか思い出すと、???を浮かべながら辞書的な意味で言葉を並べていました。中国語側には那个・・・が多用されていたと思います。日本語では~みたいなという感じで濁す言葉。そういえば自分は这个,那个が混ぜられてないでうーんとなってしまいます。

だんだん、板挟みになって辛い話しになってくると、ああ、こんな役は通訳にやって欲しい!と思いました。電話会議の板挟み状態が自分の身に降りかかりました。電話会議の時は出張者の背後に中国側が控えていますが、この会議では中国側1人で日本側が大勢なので立場が弱いです。
約束したことが全然できていない部分に入ると、プロジェクトリーダーが言葉を荒げ怒っています。外国で怒る場合は自国の言葉で問題ないとどこかで見たことがありますが、確かに語調と態度で明らかなので、通訳は要らないなと実感しました。
出張者の態度で怒られているのを感じることはできます。一応、火冒三丈が思い浮かんだので、おお、成語が使えた!なんて自画自賛していました。
こんな場合に、声調や使って良い場面かあやふやな成語使ってる場合か!と突っ込んでくれる人が誰もいないので、自分で突っ込みしておきました。後で、辞書調べると発音と意味は合ってました。声調で自信が無かったのが丈zhàng。
自分より立場が上の人を怒れるなんて、通訳冥利に尽きるな!とも思いました。成語で表現すれば狐假虎威ですね。
そこで、この問題が解決するまで、会社から一歩も出さないということになってなってしまいました。所謂、人質ってやつですね。(つづく)
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by arip314 | 2010-12-11 07:00 | 日記 | Comments(0)


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